投稿者: Littlepiece

自我状態療法

自我状態療法は精神分析の流れを汲む治療法のひとつで、ワトキンス夫妻によって開発されました。近年ではトラウマ、PTSDの治療、特に解離性同一症の治療などに適用されることで注目を浴びていますが、本来は日常的な葛藤解決などにもとても有効な心理療法のひとつです。
詳しくは以下のEST-Jのページをご参照ください。

参考:EST-J(http://egostatetherapy.jp/)

日本にはEST-J(Ego State Therapy Japan)およびEST-I(Ego State Therapy International)に認定されたセラピストがいますが、全国でもまだ50名に届かない程しか存在しません。国際認定には長期間のトレーニングに加えてたくさんのセッションの体験やコンサルテーションなど厳しいチェックがあり、認定者は多くありません。そのため、日本できちんとした自我状態療法を受けたいと思ってもまだまだ難しいのが現状です。一方で「やっています」「できます」という人はたくさんいるのですが…。

ともあれ、福井で国際認定セラピストがいるのはLittle Pieceだけとなっております(2023年現在)。もし、ご希望がある場合はご相談ください。

信頼できるカウンセラーとは?

現在「カウンセラー」を名乗ることに関して日本では規制する法律がありません。そのため、誰でも自由にカウンセラーを名乗れてしまいます。〇〇カウンセラーがたくさん存在するわけです。

好き勝手に名乗れるわけですから、中にはあまり勉強をしないでテキトーなことをいう人やそれで高額な料金を取る詐欺師のような人もいます。では、どういった方が信頼できるカウンセラーなのでしょうか?
色々な目安がありますが、まず最も簡単に判断ができるのは、「公認心理師または臨床心理士という資格を持っているかどうか」です。

 公認心理師は比較的、最近作られた〝国家資格〟です。歴史は浅いですが心理系では唯一の国家資格になります。取得には大学や大学院で実習などの規定のカリキュラムを修了する必要がありますので取得者はしっかりと心理のことを勉強しているといえるでしょう。ただし、ここ5年以内は移行期間ということで、相談事業をしていた色んな業種の人が資格を取得していますので、公認心理師だけを持っているという方には少し注意をしたほうが良いかもしれません。

 臨床心理士はそれまで国家資格がなかった時代の民間の団体が認定していた資格ですが、受験資格に心理系の指定された大学院修了が必要だったり、取得後も5年以内に資格更新のための一定以上の研修を行わないと資格が剥奪されたりと取得と維持に関して厳しい規定を持っています。試験も筆記と面接の両方があり、取得は難しいと言えます。歴が長い方は大体こちらを持っていますし、なんなら公認心理師と両方を持っている方が多いです。これも信頼できる資格の一つです。
 
 これら2つの資格を持っている人はある程度、信頼できるといえます。
 では、それ以外の資格は?というところですが、上記以外にも心理の資格を定めている団体はたくさんあるのですが、それこそ試験などもなく1~2時間の研修を受けるだけで取れてしまうようなものも多く存在します。そういった資格しか持たない方々は残念ながら専門家とは言い難く、技術や知識が拙い方も多いです。個人的に、あまりお勧めできません。とはいえ、上記の2資格を持っている人の中にも微妙な人はいますので、あくまで目安とお考え下さい。